ノンアルコールウォッカ

ノンアルコールウォッカ

北方領土交渉は、日本の名目GDPの約4%(約19~20兆円)を占める北海道の人々の期待を集め、一昨年末より加速しているはずであった。しかし残念な結果に終わりそうだ。
ロシアはしたたかで手ごわかったのだろう。首脳会談では独裁的な長期政権運営で憲法改正を目指していることで意気投合したのか、ウォッカをしこたま飲まされて騙されただけなのか、
誰も知るところではない。

ノンアルコールウォッカを用意して真剣に交渉するべきところだったのだろうが、もう既に時遅しの感が強い。一説には、もう既に日本の振り込め詐欺の年間の被害額(約300億円)の10倍以上のお金が注ぎこまれているらしい。
大変な金額だ。関係者が黙っているのは、なぜだろう。日本の振り込め詐欺も実は被害届を出している公式発表の額の10倍が潜在的にあることを教えてくれようとしているのかもしれない。
それであれば、とてもいい人たちだ。

今回のロシアの憲法改正により領土割譲禁止、罰則が盛り込まれたことは、何十年も前から官民でソ連、ロシアとの関係を築いてきた人々の努力が水泡に帰した感が強い。
30年前の『コンスタンティン君』のニュースを思い出しインターネット上で調べてみた。『国境を越えた救出劇~大やけどコンスタンチン君・命のリレー~』が記載されていた。今は33歳で家族もいて幸せに暮らしている記事があった。よかった。

国境を越えた救出劇~大やけどコンスタンチン君・命のリレー~
http://www5a.biglobe.ne.jp/~t-senoo/Ningen/yakedo/sub_yakedo.html

あの頃からゴルバチョフ大統領の時代は、教科書どおり北方領土はいつか返還されるという希望が日本にあった。これから先は全く別の世界のような時代になるのかもしれない。
国境を接している中国と旧ソ連とロシアはあまり関係はよくなかった。しかし、今は関係が改善して良好のようだ。
5か月前に新型コロナウイルスの感染拡大本格化の頃を思い出し、インターネット上で調べてみた。『新型ウイルス、早期に警告しようとして口止めされた中国人医師(李文亮医師)』
の記事も確認できた。今はいつでもネット上の情報で確認できるいい時代である。普通の人の中には立派なロシア人、中国人もいる。日本が好きな親切な人もたくさんいる。

新型ウイルス、早期に警告しようとして口止めされた中国人医師
https://www.bbc.com/japanese/51366940

一般人は、そう思って気持ちを整理するしかない。とても悔しい思いをしている人も多いだろうが国のレベルで戦争までに至ることはないと信じるしかない。
ロシア実効支配はされていても教科書には北方四島は日本の領土として記載し続けるしかない。
民間レベルの経済活動、技術支援は可能な範囲で継続して交流し、またいつか返還交渉のできる環境が整う日が来ると信じるしかないだろう。
ノンアルコールウォッカを飲んで気分転換が必要だ。いつの日か明るい未来は必ず来る。

抜粋

『・・・・・・・が蹂躙されるならば、その権利の目的物が侵されるだけではなく己の人格までも脅かされるのである。権利のために闘うことは自身のみならず国家・社会に対する義務であり、ひいては

法の生成・発展に貢献するものだ。イェーリング(1818-92)のこうした主張は、時代と国情の相違をこえて今もわれわれの心を打つ。

参考文献:権利のための闘争 イェーリング著 村上淳一訳 岩波文庫(1990年10月15日 第17刷発行)

参考:
日本経済新聞 2020年7月9日 プーチン氏が香港巡り中国支持、首脳電話協議
日本経済新聞 2020年7月8日 ロシア改憲の領土割譲禁止、最高禁錮10年の法案準備

 

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