教育で為替の円高メリットを生かす

教育で為替の円高メリットを生かす

為替相場は難しい。特に海外で買い物をしたことのない小中学生にとっては難しい。

現在は生活必需品が不足することはないので、輸入品を意識することもほとんどない。

1ドル110円が1ドル100円になると円高になったことになると言われても、

『100円より110円の方が高いのに、なぜ』と思う小中学生がほとんどである。

投資や輸出入の決済に関わらないで生活する普通の人は、大人でも実は、あまりピンときていない人も多い。

そこで大胆な例で1ドル100円(円安)と1ドル50円(円高)の時、海外のドル建の商品を購入する場合を出すと多少理解できるようなる。

円高(1ドル50円)だと円安(1ドル100円)の時よりドル建の商品は、2倍の量を購入することができる。

円高の時、100円(2ドル)もっていれば、1ドル50円のリンゴが2個買えるが、円安の時は、日本円の同じ100円をもっていても

1ドルの価値しかないから1個しか買えない。 そうか、『1ドル50円の方が海外の品物がたくさん買える』という事が理解できるようになる。

ところが日本はたくさん輸出している国なので、円安の方が海外からお金を払ってもらう時に儲かると説明されてしまうと、たいていの小中学生はわからなくなる。

更に、日本の大手企業は輸出をしている製造業が多いので円高より円安の方が日本にとって良い事だと教わってしまうと、生涯それが頭にしみついてしまう。

わかったふり、理解したふりをして社会科のテストで覚えておしまいとなってしまう。

ところが、これからしばらく、日本のリスクオフの円高傾向が続くと、小中学生にとって分かりやすい説明が可能になる。

『コロナ環境下で世界中の投資家の不安心理が働くとき、安全で信用力のある日本の円は買われやすい』と教えてると小中学生でも理解しやすいはずだ。

日本の円は世界で信用されている通貨の一つだということで自分の国に対する肯定感を持つことができる。

規律とルールを守れる国民に対する世界からの信頼、偽造がほとんどされない技術が使われている

通貨であることの信頼、二つの理由をまず小中学生に教えればよい。

数年後、コロナ感染が沈静化し、海外への人の移動が自由にできるようになれば、修学旅行で東南アジア諸国に行き、買い物をする機会のある与えるのもよい。

そうすれば、実需のモノとサービスによる為替相場、通貨について感覚的に理解して学ぶことができる。

その後、通貨の需要と供給による価格決定、為替相場については、高校生ぐらいから公民、政治経済で学べばよい。

商品先物、株式先物取引同様に、より客観的で安定的な価格形成に資するため、FX先物取引が存在することも教えればよい。

上手にわかりやすく教えてくれる先生がいれば、将来大学進学で経済学部を目指す人も多くなる。

投資を競馬や競輪のようなギャンブルとごじゃまぜに理解する人も減る。

難しいもの、警戒すべきものと勘違いしてひたすら投資を避け、貯蓄に励むことこそ美徳と考える人も減る。

そうすれば、過大な貯蓄が消費の低迷を招いている現在の日本経済の弱点を克復できる。

円高で身近な生活の経済を理解する人が増えれば、消費も活発になる。

消費が活発になれば、日本経済再生の道筋が見えてくる。

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