「ノーコード」DX推進と2025年問題


小さい記事ですが、ようやく大手メデアでも「ノーコード」の可能性が取り上げてくれるようになりました。

日本経済新聞 夕刊 2020年10月5日(月曜日) 2面 下段 デンシバ Spotlite  初心者でもアプリ開発

「ノーコード」DX推進の鍵

 

2025年問題とノーコードプログラミング

 

2025年問題とは、1947年~49年生まれの団塊の世代の人がすべて75歳以上の後期高齢者になることである。

国の医療費の負担が高騰してくることが懸念されている。

もう一つの2025年問題とは、多くの大企業で1990年代半ばから採用された外国製の業務統合型の会計コンピューターシステムのソフトウエアのサポートが切れることである。

それに伴う業務の切り替えの混乱が懸念されている。

 

一般的には、二つの2025年問題は全く別の問題と捉えられている。しかし本当にそうであろうか。

1990年代の前半に40代後半から50代で企業の中核で活躍していた団塊世代の人は、多くの人が外国製業務統合ソフトの導入にかかわっていた可能性が高い。

しかもその業務統合型の会計コンピューターシステムのソフトは、会社のあらゆる業務に一気通貫で精通した人がいないと導入が難しいとされていた。

当時はウオーターフォール型のシステム開発が中心であったため大企業では、2年以上かけて導入準備をしていた可能性が高い。

そうであるとすると団塊の世代の人は約30年前のこととはいえ、多少なりとも当時の事情や知見を覚えている可能性も高い。

 

団塊の世代の人は、ある意味で2階建て3階建て年金逃げ切り世代とも言える。国民年金、厚生年金、企業年金を受給して老後を孫に囲まれて楽しく過ごしている人も多い。

しかし、定年退職で引退して10年近く、グルメ旅行三昧、ゴルフ三昧で過ごして、いい加減飽きてきている人もいるかもしれない。

このまま燻っていては認知症になるかもしれないと焦っている人もいるかもしれない。しかし70歳を超えたら仕事はないと思い込んでいるから求職活動はしない。

せいぜい地元のボランティア活動程度に留めている人も多いのではないかと思う。

 

ITの人材が不足し、労働人口が減り続ける中で一度引退したこれらの人々の一部が、労働市場に参加してくれるようになると、経済効果は高いかもしれない。

幸い最近、プログラミングほど時間をかけずに習得できてウェブサービスを短期間でリリースできるノンコードプログラミングというのが流行りだしているらしい。

そのうちの一つの言語は『bubble』というらしい。この名前に反応してノーコードプログラミングを取得してみようと思う団塊の世代の人は多いかもしれない。

学生時代熱く学生運動をやっていた人たちだから、その気になれば習得も早いかもしれない。

 

団塊の世代の人は概ね700万人以上いると言われる。一方、40歳を超えた就活氷河期世代の未就労者は確かな数字はないが最大300万人から500万人いると推測する数字もある。

日本には、この二つの世代で1,000万人以上の潜在労働力があることになる。さらに、今回のコロナ禍で失われる雇用が仮に200万人程度とすると、潜在的な労働力はまだ1,200万人以上いることになる。

 

この潜在労働力約1,200万人の20%ぐらいの人がノンコードプログラミングを習得してもう一つの2025年問題に対処することはできないだろうか。

それができれば、所得が増えて消費を増やしてくれる人はかなり増える。懸念されている厚生年金の問題にもプラスの効果がある。

よい雇用が増えれば、安心して消費をする人が増える。ノーコードプログラミングで雇用が増えれば日本の未来は明るい。消費も増え、二つの2025年問題にも対処できる。

働くことが一番健康にいいから、医療費も懸念されているより高騰しない。更にノーコードプログラミングで就職氷河期世代が労働市場に参加するようになると社会不安が和らぎ日本の未来は明るくなる。ノンコードプログラミングは日本の消費回復、名目GDP回復に大きく貢献する可能性を秘めている。二つの2025年問題を解決する救世主になる可能性を秘めている。

そうなれば日本の未来は明るい。

 

 

参考:日本経済新聞 2020年11月27日 朝刊19面 マーケット総合2

株高の陰で円高じわり 輸出回復で貿易黒字拡大 100円台にらむ可能性

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