Categories: 消費

ノンアルコール日本酒

ノンアルコール日本酒

日本にはノンアルコールビールが普及している。居酒屋にいって置いていないところはもうない。

スーパーの店頭でもかなりの売り場面積を占めるようになった。

だいたい本物のビールの半分程度の売り場面積を占めている。ほんの数年前までは、ほんの少ししか売場面積がなかっのに、

今は500mlのロング缶が6本パックで売っている。

ここまで普及するとは誰も思っていなかった。ここまで普及したのは味が良くなってビールとほとんど変わりなくなってしかもビールより相当安い値段だからだ。

品質と価格で完全にビールを追いついている。

 

ノンアルコール飲料は、他にもある。チューハイのノンアルコール飲料もかなりの売りがスペースを占めている。味は昔からノンアルコールビールより良い。

ノンアルコールワインはあまりまだ見かけない。ノンアルコールスパークリングワインはある。ノンアルコールワインは知らないのは私だけで、実はもうどこかにおいてあるのかもしれない。

しかし限りなくワインに近い色のソフトドリンクを見つけることはできた。ぶどう12房分のポリフェノールと書いてあったので買って飲んでみた。美味しい。

グラスに注げばワインを飲んだ気になれる。オンライン飲み会なら、ちゃんと私も飲んで付き合っていますよ言える。

 

しかしとても残念なことに、ノンアルコール日本酒はまだ見たことがない。甘酒があるので、作らないのかもしれない。

日本酒の利き酒をする人は『飲まない、飲めない人』もいるらしい。それであれば、

ノンアルコール日本酒はあっていいはずだ。なぜ無いのだろう。

日本酒は日本の食文化に馴染んでいる。食通の人は、寿司、お刺身の時は必ず日本酒である。焼酎ではない。お刺身、寿司には日本酒があう。

全く飲めない人はお寿司屋で、はじめからお茶を飲む。

食通の人が味わっている日本酒と刺身、寿司の味わいを知ることはできない。

甘酒を進化させてすっきり透明のノンアルコール日本酒のニーズはある。『飲めない人』『飲めなくなった人』『禁酒、断酒中の人』『アルコール依存症の経験のある人』が

美味しい刺身、寿司を食べる時に、美味しいノンアルコール日本酒があれば、食通の人の美味しそうな表情の意味がわかる。もうすでに研究中でこれから発売されるかもしれない。

日本の食文化、割烹、寿司、料亭の味を引き立てるノンアルコール日本酒ができれば、飲食店に行く人は増えるかもしれない。

 

だんだんノンアルコールビールのように美味しくなれば、

いずれスーパーの店頭に並ぶかもしれない。ノンアルコールビールが500mlのロング缶が6本パックまで売られるようになったのだから、

一升瓶のノンアルコール日本酒もいずれでてくるかもしれない。

そうなれば、飲食だけでなく、日本料理、刺身料理のパック旅行も活気づくかもしれない。

アルコール耐性が弱くなって家飲み、オンライン飲みだけになっている人が、再び、外食チェーンや居酒屋に行くようになるかもしれない。

ノンアルコール日本酒によってコロナで喪失した需要が戻り消費が回復する。

そうなれば、日本の食文化として世界に紹介される。美味しい外食文化は世界の人々を引き寄せる。

そうなれば、日本の未来は明るい。

 

kojihosokawa

生活経済学会準会員 経済知力スコア 667 日経TEST 第27回 全国一斉試験(オンライン) 実施日 2021年11月30日  一般社団法人 品川法人会 賛助会員

Recent Posts

お勧めの本

本のタイトル 「貯金すらまとも…

2年 ago

年金・投信・貯蓄

年金と投信の違いを簡潔に 説明…

2年 ago

SDGs経営ガイドと雇用回復

SDGs経営ガイドと雇用回復 …

3年 ago

新たなる雇用

新たなる雇用(2022年1月3…

3年 ago

完全雇用のための労働施策総合推進法

完全雇用のための労働施策総合推…

3年 ago

This website uses cookies.