グットキャリア企業アワード(2020年10月24日参考:11月18日参考追加)
良い企業のうちでも継続的に
キャリア支援をしている企業は、
グットキャリア企業アワードとして毎年表彰されている。
これらの企業の取り組みは多くの人は、
はじめて就職活動をするまで、知らない場合が多い。
新卒で採用した人材を5年~10以上かけて成長支援、
キャリア支援をしている企業といえる。
それは、中途採用が少ない会社ともいえる。
中途採用の転職活動をする人にとっては、
あまり参考とはならな情報と思われがちであるが、
厚生労働省のグットキャリア企業アワードの紹介によるとそうでもない。
ジョブ型で中途採用で入社する際にも
参考になる良い企業の指標と言えるだろう。
毎年の表彰の企業は、就活の人気企業とは
一致していない少しマイナーな企業も多い。
これら企業の取り組みが多くの労働者に
認知されると、コロナ禍で雇用不安に
なっている現在でも、労働者に安心感が広がると思われる。
(グットキヤリア企業アワード趣旨・・・厚生労働省)
産業構造の変化、グローバル化等が進展する中で、
我が国経済が競争力を高め、
引き続き成長を遂げていくためには、
変化する経済社会に自律的に
対応できる人材を育成していくことが必要である。
更に、労働力人口の減少、少子高齢化が進む中で、
誰もが意欲と能力に応じて働くことの出来る社会を
実現していくためには、
働く一人ひとりの能力を高め、
生産性を高めていくことが不可欠である。
そのためには、キャリア実現の場である各企業において、
事業主自身が経営上の課題に即して、
従業員の自律的なキャリア形成・能力開発を
創出する仕組みを設け、
多様なキャリアパスを設定の上、
実行性のある支援を計画的に
実施することが重要である。
こうした観点から、厚生労働省は、
従業員の自律的なキャリア形成支援について
他の模範となる取組を行っている企業等を表彰し、
その理念や取組内容、具体の効果等を広く
発信、普及することにより、キャリア形成支援の重要性を
社会に広め、定着を期すことを目的に、
グッドキャリア企業アワードを実施している。
2020年度 グットキャリア企業アワード
https://career-award.mhlw.go.jp/
自律した労働者のキャリア支援に
取り組まない企業は、いずれ取り残されてしまう。
自分の頭でコロナ後の世界を考え、
決断して行動していく労働者にとっては
良質な情報が厚生労働省のサイトに集まっている。
今後もますます労働者のための情報が
充実していくことが望まれる。
参考:日本経済新聞 2020年11月18日
朝刊1面 大卒内定率 69.8% 10月 5年ぶりに7割切る
参考:「障害者にもテレワークを」
日本経済新聞 2020年10月24日朝刊総合2面
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