ハロートレーニング
(2022年1月8日参考追加)
労働者が『雇用される力』を
高めるためリカレント教育が注目されている。
主に大手企業在職者に向けた教育が多い。
但し現在では大学機関が行っている場合
が多く学費が高いため普及が進んでいない。
雇用保険の教育訓練給付金が更に
充実することが望まれる。
中小企業向けのリカレント教育とし無料の
ハロートレーニングがあることは、あまり知られていない。
学生や高齢者、障害者向けだけでなく
求職者、在職者向けの訓練も用意されている。
厚生労働省のサイトではわかり易く説明がされている。
【概要】 急がば学べ
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyushokusha_shien/index.html
ハロートレーニングとは、
雇用保険を 受給している求職者を主な対象とする
「 公共職業訓練 」と、
雇用保険を受給できない求職者を主な対象とする
「 求職者支援訓練 」の総称である。
キャリアアップや希望する就職を実現するために、
必要な 職業 スキルや知識を習得することができる
公的な制度で
受講できる人は働こうとする方、
働く方すべてが対象である。
これから就職を目指す方であれば、
失業中の方だけでなく、
働きたいのにキャリアが少ない人など、
状況は問わず受講できる。
また、障害をもっている方、
学卒者の方、
スキルアップをめざす在職者の方向けの
訓練も用意されている。
受講費用は公的な制度のため、
受講料は基本的に無料 。
但し一部在職者や学卒者の方を
対象としたハロートレーニングは有料。
訓練分野も多岐にわたり、
事務系をはじめとして、
IT 、建設・製造、サービス、
介護、デザイン、理美容に
至るまで 多種多様な 訓練分野 を網羅している。
住宅リフォーム、 OA システム開発、
Web設計、3 DCAD 等の昨今の 時代の
ニーズに即したコース や
女性向けコース 等も設定している。
このような制度の周知がコロナ禍で
雇用不安を抱えるいる人にもっと
知られるようになることが大切である。
長期間雇用不安を抱えた労働者が多いと
日本の労働生産性が下がりGDPの
落ち込みが更に大きくなる。
今回の休業要請で閉店している
居酒屋飲食店は街中で増える傾向にある。
ハローワークを通じてこれらの制度が認知され、
新しい職種に労働者がスムーズに移動できれば、
消費の落ち込みも最小限に抑えることができる。
そうなれば、7月-9月期のGDPも前四半期ほどの
落ち込みにはならない。
職業訓練に関する制度が更に充実し、
多くの労働者に認知されるようになれば、
日本の未来は明るい。
気持ちを切り替えて意欲的に働くこと環境が整う。
参考:日本経済新聞 2022年1月8日
朝刊 5面 雇用保険 進まぬ国負担増
参考:日本経済新聞 11月17日 朝刊19面
大機小機 コロナ下の企業・家庭内失業
参考:日本経済新聞 11月15日
朝刊27面 Ansers
よみがえれ全力の私 主婦、新興企業に再就職
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