SNS活用で教育現場のいじめ早期発見を(いじめ最多61万件、小学校で大幅増6年で3倍―文科省・問題行動調査)


スマートフォンのSNSを教育現場のいじめ早期発見に活用は可能か。(2020年10月23日 11月5日 参考追加)

 

小中学校の先生は忙しい。これからプログラミング教育も本格化する。遠隔授業への対応力も求められる。

しかし今、最も小中学校の先生を忙しくしているのは『いじめ』問題であると聞く。おそらく本当であろう。

『いじめ』の加害者は狡猾に先生の監視の目をかいくぐる。

時として『いじめ』の加害者の生徒の親がPTAで学校側に影響力をもっており発見が遅れるケースもあると聞く。

今後は小中学校の先生の負担を軽減するためにも、大人の職場のハラスメント対策とおなじレベルの対策が必要である。

 

職場のハラスメント対策ではじめのうちは有効に機能しなかったスピークアップ制度も最近では、徐々に活用され効果を発揮しているケースもある。

学校のケースに置き換えると担任の先生を通さずにいじめの訴えをスムーズに報告できる仕組みが必要である。

 

いじめの加害者が通報されることに恐れを感じるレベルの通報の仕組みを作る場合においてスマートフォンのSNSの仕組みは、有効に活用できる仕組みが整ってきている。

コミュニティ全体を管理し監視していくことができれば、発信を頻繁にする生徒だけでなく、発信をしない生徒、急に発信をし始める生徒の動向によっても『いじめの兆候』を早期に発見することが可能になる。

 

これまでは、どちらというと『SNSに誤った利用で取り返しのつかないことになる』という大人の考えに引っ張れていた。

しかしこれからの世の中でSNSを一切利用しないで生きていく若い人は相当な少数派になっていくはずである。そうなるといずれは皆利用することになるのだから、

はじめから学校内においても学校外においても正しく利用する前提で活用していけばよい。『いじめ』の早期発見の目的でクラス全体のコミュニティをつくることについては、

異論もあるだろう。しかし現在の不登校やひきこもりの発生を少なくしていくためには、きっかけとなる『いじめ』の早期発見の方が優先されるべきであろう。

何より誰からでもすぐに『通報される』という状況におかれれば、いじめの加害者への抑止効果につながるはずである。

 

小中学校の頃から100~200文字程度の発信をする習慣がつくことは、これからダイバーシティの社会を生きていく上でプラスに働く側面も多いはずである。

SNS内コミュニティでの上手なコミュニケーション能力を磨き、中等教育、高等教育に進んでいけば、自分の考えをまとめ発信する力がつく可能性もある。

発信する力が身につくと質の高い教育機会に恵まれやすくなり、就職活動においても組織に求めらる人材になることができる。

 

中等教育(高校まで)ぐらいからは、『情報』の科目でブログ開設をしてチームで毎日更新していく内容の授業をやってみるのもよい。

興味深い授業になる可能性もあり、高等教育(大学・大学院)での論文作成能力を磨くこともできる。

 

コロナ禍をきっかけに、SNS、IT通信環境を正しく活用する授業が増えていくことで、

『いじめ』の発生抑止、不登校、ひきこもりの根本の原因の発生抑止につながる努力が日本の未来を救う。

『いじめ』早期発見のための方策が法令順守徹底社会の実現につながれば日本の未来は明るい。

 

参考:日本経済新聞 2020年11月5日 朝刊7面 経済 SNS中傷、投稿者特定へ制度案

参考:友だち幻想 (ちくまプリマー新書) (日本語) 新書

参考:いじめ最多61万件、小学校で大幅増=積極認知、6年で3倍―文科省・問題行動調査 【時事通信社】2020年10月22日 17時08分

参考 いじめ対策、法令順守徹底を 日本経済新聞 10月23日 朝刊 2面 社説  同39面 いじめ最多61万件、命に関わる「重大事態」増 昨年度の小中高

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