就職氷河期世代の年金
日本経済新聞電子版 2020/11/11 2:00[有料会員限定]男性育休をニューノーマルに 少子化対策、今後のカギ より抜粋
『若い世代への就業支援が急務。いまの少子化の流れを決定づけたのは90年代から00年代にかけての就職氷河期。不安定な非正規雇用のため家族を持てない人が多くいる。』新型コロナウイルス流行の影響で、若者のあいだに再び不安が広がり第2の就職氷河期が起きれば、その影響は長期に及び日本の年金制度の財政を揺るがす要因になりかねない。効果的に支援し、就業のチャンスを広げてあげる対策が官民あげて考えることが必要である。
就職氷河期世代の年金問題に今のうちから政治が手を差しのべれば、日本で老後を過ごそうと思う人は多くなるはずである。全世代安心の社会保障改革が日本の未来を明るくする。どの世代も見捨てない。どの世代も大切である。