孫の成長と自立

未来への情熱

年金受給者はおばあちゃん、おじいちゃんである。孫がいる人が多い。60歳代から70歳代で孫に恵まれると、忙しくなる。特に最近では専業主婦の割合が減り、
おばあちゃんおじいちゃんの保育園の送り迎えはよく見られる。大変だが楽しい。まだ元気で体力もあるからいろいろなお手伝いができる。
お宮参りから始まり、七五三のお祝までは、とても忙しい。これにお誕生日とお正月がある。お祝い、お年玉で年金収入が大活躍する。親はありがたい。

小学校の入学祝いまでは一緒に孫と写真に映る。仕事は定年でも家事に定年はないので特におばあちゃんは元気に映っている。孫も喜んで一緒に映ってくれる。

しかしこの頃から様子が変わってくる。孫の勉強が忙しくなる。塾に行きだすと益々忙しくなる。月一回から二回会っていたのが、お盆 お正月だけになる。
ニコニコ話していた孫もだんだん話さなくなる。孫離れの始まりである。ほっとひと安心する一方で、気力と体力の衰えを感じるようになる。70歳半ばから80歳代である。

この年齢になるともう仕事に再度つくことは難しい。しかし本人たちは週1回から3回の働く仕事があれば、本当は仕事をした方が健康にもよく長生きできることはわかっている。
あまり遊ぶことが上手でなかった世代は、何にもすることがなくなってしまう。一応年金でそこそこ食える。現役世代や孫世代との会話が減ると人によっては認知症が進みやすくなる。

高齢者医療費が膨らむ要因のひとつである。話せる同級生がだんだん少なくなってくる。70歳代、80歳代に合わせたパックプランの小旅行もあまりない。食事も多くはとれないから採算が合わない。
春の温かい時期や秋は高齢者の小旅行パックプランがもっとあってよい。おひとり様、添乗員付きのプランで少し割高になっても暇を持て余している年金受給の高齢者は年1回から2回小旅行ぐらいはできる人が多い。

仲良し老夫婦割引パックプランなどもあってよい。離婚不倫前科歴各一人1回まで自己申告制で30%オフのプランなどはニーズがある。孫と同じような年齢の若い添乗員と話しがしたい。
話をいっぱい聞いてくれる人がいい。いろいろ教えてくれる人もいい。孫離れブルーを乗り越え人生100年時代を楽しむために高齢者向け時に添乗員付き小旅行パックプランがあっていい。

年金生活者の消費が失われた需要をカバーする。時差のある海外旅行の需要が減っている分を国内旅行でカバーする。日帰りから二泊ぐらいの軽い食事のプランの年金生活者限定格安プランを普及する必要がある。
何にもすることがなくてお金の使い道もなくて困っている年金受給者は潜在的には多い可能性がある。知らぬ間に過大な貯蓄になってしまう。

日本経済の循環が滞る原因をつきとめ有効消費回復することが大切である。

有効消費が回復すれば日本の未来は明るい。


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