円高株安のトラウマ

未来への情熱

円高株安のトラウマ  (2022年71月13日 参考追加)

 

 

円高で株価の急落が懸念されている。

売り抜けるか回復まで待つか

悩んでいる人は多い。

このような状況の時は

日本経済が中長期に成長するシナリオに基づいて

結論を出すのがよい。

現在に日本経済が中長期の視点で成長する

シナリオは三つある。

 

 

 

一つは、働き方改革で労働生産性が向上して

ホワイト企業とフリーランスだけの社会になる場合である。

その場合OECD加盟国の間で現在20位程度に低迷している

労働生産性はすぐに15位以上もしくは10位以内に上昇する。

このシナリオは3年から5年かかる。

 

 

 

もう一つは、リカレント教育、人材育成、

教育改革の進展により、個人の能力が上がることである。

小学生からのプログラミング教育が始まり、その教育を受けた

人材が生産年齢になり労働人口を構成するは早くて2028年である。

このシナリオは8年以上かかることになる。

 

 

 

もう一つは、世界的に水不足になり、

安全安心の水供給の日本の価値が見直され

世界各国から旅行者、労働者、長期居住の望む人

が増えることである。

このシナリオは、突然起こりうるので何年後かはわからない。

日本の円建ての国債が今後も上がり続けると円高は続く。

円高は日本円への信頼である。この信頼の根拠に

上記3つのシナリオが含まれているかどうかを考えることが

中長期の投資判断に有効である。

 

 

 

働き方改革が進んでいて、中長期の人材投資、リカレント教育に

積極的なホワイト企業の企業価値は今後も下がらない。

あるいは回復は早い。時差通勤、在宅ワーク、子育て支援の指標が

投資判断の参考になる。これらの指標は様々なネット環境の

情報で調べることができる。

 

 

参考 日本経済新聞 2022年1月13日 朝刊 11面 グローバル市場

Foresight 2022 ⑤ 円安・ドル高、今年も進む可能性 「強い円は国益に」転換を

参考 東洋経済オンライン 2022年1月9日  日本人は「円安」がもたらす惨状をわかっていない。自ら危機意識を持って脱却する必要がある

参考:日本経済新聞 2021年7月21日朝刊  19面 ポジション 日銀「後攻」に透ける警戒感 来年会合、米政策にらみ

米利上げ局面=円安とは限らず

参考:日本経済新聞 2021年1月16 日朝刊  8面 Deep Insight   強い円は企業の敵か

 

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